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zoom RSS 低速ギア仕様のC62など

<<   作成日時 : 2010/04/29 08:25   >>

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 弟に車高下げを頼まれていたアリイのC62ですが、低速性能向上の要望があり加工をしました。前々回、C12で使ってみたモジュール0.2、40:1のウォームホイールを使って低速ギア仕様に仕立てました。



 これはなかなかいい感じです。オリジナルのモーターのままなので力も充分あるのでしょう。ポイントや線路の段差でもよどむことなくスローが効くので、ターンテーブルのある機関区の運転でもストレス無く楽しめそうです。高速側もそんなに落ちませんので特急の重厚な牽き出しから驀進する姿まで表現出来ます。

 反面モーターがちょっとうるさいです。ギア比を上げたのでモーターの回転数が高めにシフトしていることも原因だと思います。動力むき出しなら割合静かですが、車体のかぶせ方でガリガリ反響することがあります。車高を下げたので、モーター周辺のダイキャストと上回りの接触が増えた(オリジナルではスペーサーをかませてあり隙間がある)というのも影響が大きいです。ダイキャストと車体の双方を削ってかなり改善しました。もっと小型の、静かなモーターに換えようかとも思いましたが、自分の手を離れるものでもあり、このあたりの改造は今回見合わせました。

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 モジュール0.2のウォームはC12やチビロコの記事でも出てきたKATOのAssy(ED73、DD51、スーパーレールカーゴ等の動力台車)から取り出したもの。軸穴が1.0mmなのでオリジナルのC62の軸受け(1.5mm)を使うには加工が必要です。シャフトは壊れた鉄コレ、Bトレモーター等から取り出しました。

 元のままシリコンチューブで繋ぐならエコーのパイプ等で径を合わせればよいです。ここでは将来的なモーター交換も見込んでBトレインのジョイントを使ったので、ウォームが前後方向に動かないように押さえが必要になりました。ウォームの前後に何かはめればいいのですが、ジョイントの長さを短く抑えたかったので前側はKATOの中空軸から、モーター側はBトレインのジョイントカップの根元を1.5mmに削って外側から押さえる変則的な形になっています。

 このやり方だと軸受け外側も加工が必要(滑りが悪くならないよう)で面倒なのですが、小型モーターをもっと前方につける場合寸法的に有効になります。やるかどうかはわかりませんが。

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 ウォームホイールもC12より力がかかるということで強度的に少し工夫しました。はめ合わせの形を変え接着面を増やし、少しでも強度をということでプラ製ですがピンも使いました。

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 モーターにはまっているのは中空軸を削ったもので、ここに元のウォームホイールをはめて回転させ、つば付の形に削りました。対する新規のウォームホイールにも段を付けてお互いを接着します。C12の時より接着面を広く確保したのですが耐久性はまだ未知数です。まぁ多少はマシなはず。ケチらずに特注しようかと考え出しましたが、まだどのような手配をすればよいのかも調べていません(笑)。う〜ん、どうしよう・・・

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 モーターも含めダイキャストにセットしたところです。そのままのかみ合わせで走らせると、後進時にウォームホイールが暴れ回転がビリビリする様でしたので、軸受けの下側にセロテープを一枚貼り、対する上側は一寸削ってかみ合わせを緩めました。コレで丁度良いと思います。特注するならウォーム径を0.2mm縮める位がいい感じでしょうか。ギアのはまる反対側のフレームに、左右動を抑えるスペーサー(白く見える丸いところ)を貼るのはC12の時と同じです。

 今回試してはいませんが、ジョイントシャフトで繋いでいるので、モーター軸を少々ずらしても大丈夫ではないかと思います。車高下げでモーターが邪魔な場合、2mm位は下げられそう。オリジナルのモーターを使うにはフレーム加工も面倒になりそうだし、小型モーターでいいものを使えるなら意味は無いかも知れません。しかし多少の自由は利くということで記しておきます。



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 もう一つ。C62の工作と並んで、低速ギア仕様の蒸機に使えそうなモーターの試験もやっていました。スロースタートにこだわり、出来るだけ低い回転数で回り始めるのを条件に、TOMIXC57用に近い形の秋葉原で6V用と称して売られていたものを9600に付けて試してみました。C62同様ウォームホイールは40:1のものを加工して交換してあります。

 低速ギア仕様にすればC12でワールドの超小型モーターがオリジナルに比べかなりいい結果を出したので、それより大きいモーターなら当然元よりスローの安定した走りが出来るはず、と単純に目論みましたが間違いでした。

 どうも思わしくなかったのです。実は以前にもいろいろ実験に使われた少々ギクシャクする9600です。だからそれなりの走りなのは無理も無いのですが、元のモーター、ギアの組み合わせより悪くなったのです。低い回転数ではトルクが不足する感じです。スローでは引っかかりのクセのある箇所ですぐ止まってしまいます。
 まあ、そうは言っても程ほどにはスローも効くし、製品なら「こんなもんか」と納得してしまうレベルではあります。しかし低速ギア仕様にしても元より悪くなるのは困ります。ワールドの超小型より(少なくとも低回転時は)弱い、ということでしょうか・・・

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 で、思い切ってC12同様、ワールドの超小型モーターにフライホイールをつけたものに交換してみました。なんとこっちの方が快調なのです!上のモーターも、フライホイールを付ければあるいはうまくいったかも知れませんが、それにしても状態の差が大きかったです。

 バック運転の一方向のカーブで引っかかりがありましたが、これは元の不具合のクセのままです。前進はC12の時と同様カーブもポイント上も快調で、オリジナルのモーター、ギアの時より良い状態です。ちゃんと調整した9600だったらバックでも滑らかな走りになると思われます。

 ちょっと不完全な実験で申し訳ありません。しかし9600でも低速ギア仕様で暴走させないならワールド工芸の超小型モーターで充分走ると思います。滑らかさにはフライホイールが大きく役立っているのでしょうが、単純なパワーの点もいけそうです。10両程度の貨車を引かせて秒速7〜8cmで走らせて急カーブ、急勾配もいけるし、モーターの発熱も人肌程度でした。

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 ちなみにC12動力でも、写真の編成でスローも高速(といってもスケールで5〜60km/h)も快調です。こちらは自重も軽く、テンダーもないせいかほとんど発熱しません。私としてはこのモーター、ギアを換えれば中小型機なら充分使えるという感触が強くなっています。恐るべし、ワールドモーター!程ほどの速度までなら無音で走るし、キャブ内がスッキリするのも見逃せません。

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 逆に今回は見送られたアキバ系6Vモーターですが、私の買ったものがワールドのものより弱かった(逆に言えばワールドのが強い)だけで、ダメと言った訳ではありません。スロー性能を高く要求した上に、ちゃんとしたフレームに付けて試さなかったのでうまくいかなかった(当たり前だ!)だけの話です。あと、形は同じようでも特性が大きく違うものもあります。ここで使ったものはTOMIXC57用とほぼ同型ですが、電流や回り始める電圧がかなり違います(私のは0.5V位から回るのに比べ、TOMIXのは2V近く)。発生するトルクも違うはずです。この辺専門的なことになりますので私も詳しく言えませんが・・・

 とにかく私はスロースタート出来そうだからと、単純に回転の様子だけで選んで失敗した訳です。もっと勉強しなくっちゃ(笑)。

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 で、C62に戻りますが、実はモーターもこのアキバ系6Vの小型のものと交換しようかな?と考えていたのです。それで先に自分の9600であれこれ調べたという訳です。今回は見送りましたがちゃんとしたフレームならこのモーターでも多分大丈夫だろうとの感触はあります。少なくとも普通にスローが効く程度にはなるはずです。そして余計なことを言えば、このモーターよりワールドの超小型モーターの方が強いです。

 ってワケで、ちょっととんでもないことを考えてしまいます・・・


 ワールドの超小型モーターでC62を走らせる(笑)。


 あくまでも低速ギア仕様なら、という条件での推測ですが、多分ちゃんと走ります。いゃ、ちょっとやろうかなと思ったんですが(笑)、モーターのストックも切れたし、この低速ギア仕様のC62も明日帰省して弟に渡す予定です。

 まぁ、ネタとしては面白いのでいつかやるかもしれません(笑)。

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