鉄道模型机上の空論

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zoom RSS KATOのポートラムをアレコレ妄想する

<<   作成日時 : 2009/09/08 15:54   >>

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 JAM終了から二週間も経っていますが実は私も行きました。KATOのポートラムの動力でも見てこよう位の感じで出かけたのですがコレがなかなかの性能でした。ハノーバーの動力がポケットライン用なので同じくらいの走りだろうと甘く見ていたら大間違い・・・冬の発売が非常に楽しみになりました。

 実は事前に車体の裏から写したホビーショウでの報告写真を見て、なんとなく構造を想像してはいました。動力台車はパワートラック状のもの、それも16番のそれをそのままNゲージサイズにしたような形状に見えます。コレだけなら最近のモーターの大きさを考えれば製品化されてもさほど驚くことでもないと思います。一軸駆動でワールドの6mm径位のモーターが車軸を避けて斜めもしくはアイドラーを入れて収まっているのかな?くらいの単純な構造しか考えてませんでした。

 Nゲージでは話題性の高い商品らしく、KATOのブースは結構な人だかり。あわただしい中での質問ゆえ、聞き間違い等あるかもしれませんが、とりあえず係の人のお話では、

・モーターは4mm径、10mm位の長さ。

・車輪には車軸が無く、2軸台車というより4輪の構造。

・その4輪すべてを駆動

・ギア比は40〜50:1位。

・車輪径は4.4mmのところをフランジのオーバーも考え4.0mm。軸距は12mm。

・・・いやぁ、完全に見込み違い!特にコレだけの高ギア比のメカをこの大きさの中に仕込んだとは!

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 実際に運転させてもらいましたが、普通のパックでもかなり良い低速性能でした。スタートで一寸引っかかる感じがしなくも無かったのですが、それも秒速5mm程度の超微速レベルでのこと。余程近づいて見なければ気になりません。逆に高速側がどの位出るのかもチェックすべきでしたが、このスロー性能に魅せられて忘れてました。うかつでした。スローの性能に限って言えば今までのKATOの電車はおろか、調子の良い機関車も抜いたように見えました。

 小さいながらフライホィールも効果があるようで、クロスの線路でライトはちらつくのですが走行はほとんど変わりません。こういうところはトルクの面でも充分じゃないと段差の抵抗で超スロー通過がきついのですが、4mm径の小さなモーターでも大きくギア比を取っているので知らん顔で止まらずに通ります。私も以前同じ径のモーターを利用しパワートラックを作りましたがアレはもう完全におもちゃですね・・・モーターの精度も秋葉原で売っているようなものでは条件を満たせず、新規に開発したものだそうです。

 車長の120mmちょっとに対し、レール規格の関係で停車場の長さが124mmしか取れないのでミリ単位のコントロールが効かなければならない、というのが開発条件の一つだったそうです。もちろんこれはばっちりクリア。

 しかし軸の無い車輪の保持、どういう構造なのでしょう?外側台枠ならいいのですが内側台枠でバックゲージを保ちながらの保持となるとかなりの難題です・・・この辺の構造をしっかりお聞きすれば良かったのですが、その場ですぐに質問として浮かばず、うちに帰ってからあれやこれやが疑問になってくる始末。頭の回転が遅いにも程があるな〜(笑)。翌日も出かけて根掘り葉掘り聞き出そうという誘惑もあったのですがあいにく家業でのベタ塗りやらスクリーントーン貼りやらが待っていてそれもならず・・・

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 そういうわけでチンタラと中の構造を考えてました。ギアがどんな風に入っているのか、車輪の保持の構造は?等、勝手で中途半端な想像でアレコレ描いた絵を寄せ集め、もっともらしい?感じにして一つご紹介します。いずれ発売になれば明らかになるのでこんなことをしても全くのムダではありますがコレも趣味活動の一つです。

 会場で聞いた話のほかには、そこで配布されていたパンフレットにある原寸大写真、ネット上でジョーシンwebでのKATOセールスミーティングレポートにあった写真と記述も見つけ参考にしました。もしかしたらKATOさんに問い合わせたら教えていただけるのかもしれませんが・・・

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 う〜ん、鉛筆書きのフリーハンドじゃ一寸見づらいですね。すみません。ウォームホィールは普通と逆に上側に付くのだと思います。平ギアでウォーム位置を高くするやり方もありますが走行音がうるさくなるので多分こっち側?全体は窓の高さから見て8mm以下の寸法になるはずなのでウォームホィールの外径が制限されて、でも減速比は取りたいので歯数を出来るだけ取って・・・なんて考えながら描きましたが相当無理もあります。

 以下、だんだん意味の無い解説になって行きますので読み飛ばしてください・・・

 バックゲージ7.5mmの間に4mm径のモーターと両側に連動ギア、しかもフライホィールはモーター径より大きそうです。これに5mm取ったら両側の連動のスペースは1.25mm以下!集電板やら余裕やら考えるとギアの厚みは0.8mm位?しかしギアヘッドなんかを分解するともっと薄い物が入ってたりするので大丈夫かな?
 しかし問題はウォームホィールの次の17Tと9Tのダブルギア。この辺は迷ったままの描き方で投げ出してしまいました。すみません。全くスペースが取れず、両側から軸穴に差し込んで組み合わせる構造のつもり。もうめちゃくちゃ、無謀にも程がある!
 ウォームはモーター軸と一体でも良いのか、それともジョイントと軸受けが必要なのか?ウォームをどれだけ細く出来るか等で構造も変わるんでしょうけど、そういった工業的な規格も知らないくせに構造を考えようなんていうのがそもそも無謀なんでした(笑)。

 車輪の保持は集電板に固定した軸にギア付の車輪を挿し、輪心部にブッシュをはめてガタツキを押さえる形に描きました。車輪から短い軸が出ているのを保持する形だとかなりキツそうに思えたのです。ネットの写真で見ても輪心部がなんだかそんな感じがしなくも無いし・・・本当はどうなっているのでしょうね?早く中身が見たいです!


 会場で「ライトレールはカーブでの台車のリンクが必要で構造がややこしかった、でもコレが作れたら他の路面の開発は楽だ」という話が度々出ていました。なんだか今後の製品が展開されるような言い回しです。
 また車輪径はスケールで4.4mmのところ、フランジの外径も考えて4.0mmにしたとのこと。車輪の見えない車両なんだからそこまで考えなくてもよいのでは?と言ったら、一応先を見越しての設計寸法だそうです。まぁ、あくまでも「一応」ということらしいですが、例えば都電の台車等で前後に枠が回り込んでいる場合、スケールの径にオーバーのフランジでは寸法がシビアになる等の問題が出るそうです。
 ライトレールを土台にして、路面電車の製品化が進むかもしれませんね。同時に路面軌道のセットも発売ですからかなり期待大と思います。


 しかし私の場合は別の方向で妄想が膨らみます。都電等にも使うなら軸距の変更もしやすいよう考えられた構造なのでしょうか。実は車輪径も変えられてNゲージのパワートラックを製品化する計画が、という見方も当然出てきますね!先を見越した設計という言葉は、実は路面電車に限ったことではなかった・・・という期待を大いに含めての、大注目の製品です。

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
こりゃ、どうもです。いや、驚きましたね、さすがKATOってとこで。
アイテム的には「鉄コレ」とバッティングかなと思って関心なかったのですが、こんな秘密があったとは!!。色々妄想も膨らみますが、う〜ん買っちゃうかも知れません(笑)。でも電圧とかどうなんでしょうか?やはり抵抗とか定電圧ダイオードで降圧してるとか、新開発のモーターは12Vまで耐えられるとかなんでしょうかね。
 話かわるんですけども、大阪云った時に例のKATOE231の動力台車を手に入れました。が、あれって頭の品番が一緒でも下の桁で仕様が違うんですね。店のオヤジに嫌な顔されながらあれこれ見比べて探した甲斐はありましたが(汗)。
RODEO
2009/09/08 22:24
こんにちは

妄想図大体あってると思います。
ダブルギヤ→車軸はアイドラなしかもしれません。
ギヤはM1.25で1:54です。大丈夫かいな?
リンク先のセールスミーティングのEF65500に惹かれてしまったw
まーくん
2009/09/08 22:46
>>RODEOさま。

 電圧は聞きそびれたのですがセールスミーティングのレポートによると3V規格のものに降圧基盤をつけて対処のようです。
 初期のBトレイン動力と同じ構成になりますが、操作感はもちろん別格でした。コントローラーのつまみの感触では3〜4V位から非常にゆっくりスタートといった感じでした。(パックはスタンダードS)

>>まーくん。

 う〜ん、予想外に細かいですね。(モジュールの桁ズレてますよね?)腕時計の中身並みを想像します。
 Nとはいえ動力伝達に使って本当に大丈夫かいな?ですが大丈夫ならもっと小型化が・・・恐るべし技術の進歩!貴重な情報ありがとうございます。
バラックモデル
2009/09/09 13:33
はじめまして、
いつも???と考えながら読ませて頂いてます。
イラストが良いですね。
スマートな新しい奴には興味はなかったのですが、
今回の記事でポートラムに急に興味が湧いてきました。
予約してしまうかも(笑)
しかし、そんな細かいギアーでトルクがかかっても大丈夫なんですかね?機関車のように牽引する必要がないので極低トルクなモーターなのかな。
リンクさせて頂いてかまいませんか。
当方は一度のぞいて判断して下さい。
http://huukeiwoasobu.blog57.fc2.com/

tototo@I
2009/09/09 21:00
ギヤのモジュール間違いました。M0.15です。
まーくん
2009/09/09 22:53
>>tototo@I さま

はじめまして。そちらのサイト見覚えがあります。チェックが甘いうちにパイク完成していたのですね。TMS8月号見直してビックリしました!
 密度の高い風景ももちろんすばらしいですが、実は製作途中の合板くりぬき等高線模型的な地面の構造に結構シビレてます。こんなページでよろしければリンクしてやってください。今後ともよろしくお願いします。

>>まーくん

了解いたしました。0.15ですね・・・0.2を見慣れてくるとなんだかイケそうな気がする・・・いややっぱり細かい!
バラックモデル
2009/09/10 01:53
リンクさせていただきました。
こちらこそよろしくお願いします。
tototo@I
2009/09/10 23:18

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